広告

後攻捲りに使えるカード

2022年7月12日

妨害されにくく動きやすい先行が有利で、後攻側は相手の既に整った盤面を相手にすることになりがちで不利ですが、後攻での捲りに使えるカードを紹介します。

怪粉壊獣ガダーラ

効果モンスター

星8/風属性/昆虫族/攻2700/守1600

(1):このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、 手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。

(2):相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、 このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。

(3):「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。

(4):1ターンに1度、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを3つ取り除いて発動できる。 このカード以外のフィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力を半分にする。 この効果は相手ターンでも発動できる。

完全耐性のモンスターすら除去できる最強の除去手段です。防ぐ手段はリリースや特殊召喚そのものを封じるしかありません。 壊獣は色々な種類がありますが、LL鉄獣によく入っている烈風の結界像の対策になるガダーラが個人的に一番使いやすいと思います。 サイバードラゴンデッキならば壊星壊獣ジズキエル、海皇水精鱗デッキならば海亀壊獣ガメシエル等、デッキによって相性のいい壊獣を入れると、除去以外でも役割を持てます。

ダイナレスラー・パンクラトプス

効果モンスター

星7/地属性/恐竜族/攻2600/守 0

このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、 (2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。

(2):自分フィールドの「ダイナレスラー」モンスター1体をリリースし、 相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。 この効果は相手ターンでも発動できる。

召喚条件が非常に緩く、後攻ならばほぼ確実に特殊召喚できます。高めのステータスに加えて、フリーチェーンの除去効果を持っているので、最低でも1:1交換に持ち込みやすいです。 後攻側はこのカードで相手の妨害札を事前に使わせれば、本命のカードを妨害なく出しやすくなり後攻の不利状況を覆せるかもしれません。

溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム

特殊召喚・効果モンスター

星8/炎属性/悪魔族/攻3000/守2500

このカードは通常召喚できない。 相手フィールドのモンスター2体をリリースした場合に相手フィールドに特殊召喚できる。 このカードを特殊召喚するターン、自分は通常召喚できない。 (1):自分スタンバイフェイズに発動する。 自分は1000ダメージを受ける。

出した後に通常召喚ができなくなるので壊獣より小回りは利きませんが、壊獣より一体多く相手モンスターを除去できます。 送りつけた後はリンクやシンクロ等の素材に使われることが多いので、ダメージ効果は一回限りと割り切った方がいいかもしれません。 壊獣にも言える弱点ですが、ステータスが高いので、対処する方法がないと高打点で一方的に殴られてしまいます。

ラーの翼神竜-球体形

効果モンスター

星10/神属性/幻神獣族/攻 ?/守 ?

このカードは特殊召喚できない。 このカードを通常召喚する場合、 自分フィールドのモンスター3体をリリースして自分フィールドに召喚、 または相手フィールドのモンスター3体をリリースして相手フィールドに召喚しなければならず、 召喚したこのカードのコントロールは次のターンのエンドフェイズに元々の持ち主に戻る。

(1):このカードは攻撃できず、相手の攻撃・効果の対象にならない。

(2):このカードをリリースして発動できる。 手札・デッキから「ラーの翼神竜」1体を、 召喚条件を無視し、攻撃力・守備力を4000にして特殊召喚する。

ラーの翼神竜をメインにした構築が必要になりますが、3体のモンスターを除去でき、壊獣やラヴァ・ゴーレムよりステータスが低いのも利点です。 リンク素材等に使われる可能性があるので過信は禁物ですが、次のターンのエンドフェイズまで生き残っていれば攻守4000のラーの翼神竜を特殊召喚できます。 ほとんどありませんが相手がラーの翼神竜デッキだと効果を逆用されてしまいます。

ライトニング・ストーム

通常魔法

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

(1):自分フィールドに表側表示のカードが存在しない場合、 以下の効果から1つを選択して発動できる。

●相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。

●相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。

発動条件がありますが、状況に応じてサンダー・ボルトとハーピィの羽根帚の効果を使い分けられます。 ハーピィの羽根帚に関しては制限カードなので、2枚目以降のハーピィの羽根帚としても活用できます。 効果を使い分けられるので相手のデッキを選ばずに対応でき、モンスターの除去か伏せ除去が不足しているデッキならば無理なく投入できます。

ハーピィの羽根帚

通常魔法

(1):相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。

デメリットがなく使える汎用的な伏せ除去で相手の場の魔法・罠を全て破壊できます。 邪魔な魔法・罠を処理することで、こちらの攻めを通しやすくなります。

サンダー・ボルト

通常魔法

(1):相手フィールドのモンスターを全て破壊する。

破壊耐性持ちが増えたので昔よりも効きにくくなりましたが、それでも強力な全体除去です。 余談ですが、昔は今よりもテキストが曖昧だったこともあり、手札やデッキのモンスターまで破壊する最強サンダー・ボルト使いがいました。

ブラック・ホール

通常魔法

(1):フィールドのモンスターを全て破壊する。

サンダー・ボルトと同じ全体除去ですが、こちらは自分のモンスターも巻き込みます。自分の場にモンスターがいない時に使えば、デメリットがなくサンダー・ボルトと同じ感覚で使えます。 自分のモンスターが破壊されることを利点にしたデッキならば、除去のついでにサンダー・ボルトではできないコンボを狙えます。

墓穴の指名者

速攻魔法

(1):相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを除外する。 次のターンの終了時まで、この効果で除外したモンスター及び そのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化される。

相手の灰流うらら等の厄介な妨害を止めることができます。 こちらの展開をしやすくするだけではなく、相手の墓地利用の妨害にも役立ちます。

禁じられた一滴

速攻魔法

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

(1):自分の手札・フィールドから、 このカード以外のカードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる。 その数だけ相手フィールドの効果モンスターを選ぶ。 そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が半分になり、効果は無効化される。 このカードの発動に対して、相手はこのカードを発動するために墓地へ送ったカードと 元々の種類(モンスター・魔法・罠)が同じカードの効果を発動できない。

コストにした種類のカードのチェーンを防ぐことができ、相手モンスターの攻撃力の半減と効果を無効にすることができます。 コストが重いですが、発動中の自分のカードにチェーンすれば、コストを少し緩和することができます。 後攻の捲りにもダメ押しにも使えますが、効果発動時にコストにしたカードの数より相手のモンスターが少なくなると、効果が発動しないという弱点があります。

冥王結界波

通常魔法

このカードの発動に対してモンスターの効果は発動できない。

(1):相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。 このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。

禁じられた一滴と似た役割のカードですが、こちらはノーコストで使える点が優れています。 モンスター効果限定でチェーン不可で、一度に複数のモンスターの効果を封じられますが、発動ターンは相手にダメージを与えられないというデメリットがあります。

広告